2021年10月29日
当社が参画する研究開発テーマが、JST「共創の場形成支援プログラム」に採択されました。

国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」において、当社が参画するプロジェクト「再生可能多糖類植物由来プラスチックによる資源循環社会共創拠点」が、令和3年度「共創分野(本格型)」の新規プロジェクトとして採択されました。

JST「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」は、大学などを中心として、企業や地方自治体・市民などの多様なステークホルダーを巻き込んだ産学官共創により、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に基づく未来のありたい社会像を拠点ビジョンとして掲げ、その達成に向けた研究開発と産学官共創システムの構築を一体的に推進していくものです。今年度は、「共創分野(本格型)」に18件の応募があり、そのうち2件が採択されております。

当プロジェクトは、国立大学法人 金沢大学 髙橋憲司教授をプロジェクトリーダーとして、現在の化石資源依存社会から生じる様々な問題を解決するために、化石資源に依存しない新たなバイオファイナリー生産技術の確立を目指すものであります。

当社は、当プロジェクトのキーマテリアルであるイオン液体の供給や、工業生産・リサイクル技術確立の面から持続可能性材料を作り出す技術基盤の確立を目指していきます。

※詳細はJSTホームページの『共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)令和3年度新規採択プロジェクトについて』をご参照下さい。

https://www.jst.go.jp/pr/info/info1528/index.html

2021年04月20日
省エネ法_事業者クラス分け評価制度 2015年度~5年連続「S」クラス評価を獲得しました。

【省エネ_事業者クラス分け評価制度のSクラス公表/資源エネルギー庁】

 

概要;省エネ法の定期報告書を提出する全ての事業者を、S.A.B.Cの4段階にクラス分けし、

クラスに応じたメリハリのある対応を実施するもの。

 

主催;経済産業省 資源エネルギー庁

 

結果;2015,16,17,18,19年度、5年連続で「S」クラス評価を獲得しました。

 

(事業者クラス分け評価制度の概要)

https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/enterprise/overview/institution/index.html#classify

 

これからも、本社・事業所・工場の省エネを推進して参ります。

2021年03月01日
2022年度の新卒採用募集要項を掲載いたしました。

2022年度の新卒採用募集要項を掲載いたしました。
<募集要項をみる>

2020年12月07日
第30回日本MRS年次大会にて、当社の乳化剤および乳化技術にて協力している研究について、成果の一部を発表します。

【第30回日本MRS年次大会】

主催:日本MRS
日程:2020年12月9日(水)- 11日(金) オンライン開催

https://www.mrs-j.org/meeting2020/jp/

総合テーマ:マテリアルズイノベーションによる新価値創造から持続可能な会社の実現にむけて

セクション:H-2エコものづくりセクション

発表日時:2020年 12月 11日(金) 10:10~11:00(発表番号:H-P11-006)

発表タイトル:エマルジョン燃料の実用化に関する研究(Research on the Practical Use of Emulsified Fuel)

関橋 一弘1)、塚原 安雅1)、金滝 光太郎2)、岡部 敏弘3)
(1)トヨタカローラ八戸株式会社、2)日本乳化剤株式会社、3)神奈川大学)

2020年02月12日
【研究開発・技術情報】に、新たに低金属化及び低臭気化技術の紹介ページを公開しました。

【低金属化】及び【低臭気化】はそれぞれ半導体製造分野とトイレタリー業界から近年ニーズが高まっています。

【低金属化】は微細化が進む半導体製造分野において重要なニーズとなっています。当社では最新のICP-MS/MSを導入することでpptレベルの分析を可能にしており、最先端の半導体製造に貢献する製品を生産しています。

【低臭気化】はトイレタリー業界において、香料の低減や消費者のニーズに対応するため、臭気原因物質を低減する技術です。

 

これらの当社関連技術を紹介するページを新たに公開致しました。

https://www.nipponnyukazai.co.jp/rd/tracemetals

https://www.nipponnyukazai.co.jp/rd/lessodor

2019年11月11日
第10回イオン液体討論会にて研究成果を発表します。

「第10回イオン液体討論会」にて、当社と東京工業大学 物質理工学院・材料系 大内幸雄教授の研究グループによる共同研究成果をポスター発表します。発表内容は、高分子材料にイオン性ユニットを導入した際の帯電防止性・親水性効果の発現について、表面状態をX 線光電子分光法(XPS)や原子間力顕微鏡(AFM)を用いて解析したものです。

【第10回イオン液体討論会】

主催:イオン液体研究会

日程:2019年11月21日(木)~22日(金)

会場:大阪大学会館(大阪大学豊中キャンパス内)

http://www.ilra.jp/10th_jsil/

発表番号:2P10

発表タイトル:イオン性ユニットを含むアクリル共重合体の帯電防止機能及び表面状態に関する研究

当社は、これまでに独自設計したハロゲンフリー型イオン液体(アミノイオン®)を開発しています。引き続き、帯電防止機能をはじめとする特長のあるイオン液体を追究し、新たな用途開発を目指します。

2019年11月05日
第60回 電池討論会にて研究成果を発表します。

「第60回 電池討論会」にて、当社と横浜国立大学大学院 工学研究院 渡邉正義教授の研究グループによる共同研究成果を発表します。発表内容は、3-メトキシプロピオン酸メチル(当社製品名:M3MP)を溶媒に用いてリチウム塩を高濃度化した電解液について、基礎物性と電池特性を評価したものです。ぜひご来場ください。

【第60回 電池討論会】
主催::公益社団法人 電気化学会 電池技術委員会
日程:2019年 11月13日(水)~15日(金)
会場:国立京都国際会館
http://www.denchi60.org/

[LIB電解液] G会場
2019年11月13日(水) 16:20 ~ 16:40
発表番号:1G23
発表タイトル:3-メトキシプロピオン酸メチルを用いた電解液の特性評価

当社は、M3MPやジアルキルグリコールエーテル(グライム類)などの製品用途開発において、電池材料・電解液グレードの開発を進めています。引き続き、新たな用途開発を目指します。