組織・施設紹介

当社の研究開発を担う技術研究本部は、技術研究所と研究推進部より構成されています。
以下、各部門・施設を紹介します。

技術研究所

技術研究所は、川崎工場と同じ敷地にあるR&Dセンターを拠点としています。
技術開発部、機能開発部、新規開発部の3つの部門で構成されています。

技術開発部

既存製品の生産工程改良、製造フォローを中心に技術開発を行っています。
また、お客様がご要望される製品について、既存技術を活かすと共に最新技術を取り入れ、効率よく生産する検討も行っています。
工場では安定供給・高品質・低コスト・短時間など企業の利益に直結する技術が求められており、工場での生産が効率よく運用されるために、ものづくりの中心技術を日々磨いています。

機能開発部

既存製品並びに新規製品の新規用途開発を行っています。
また、これらの製品を用いた重合用界面活性剤、新規モノマーを使用した添加型樹脂改質剤の開発、当社製品を主剤とした配合技術からカスタマイズ洗浄剤の開発等、お客様が要望される性能、用途に即時対応しています。
現在から近未来に要求されるであろう製品をお客様と共に開発し、1日でも早く社会に貢献する製品を開発しています。

新規開発部

当社の強みを活かすと共に新たな技術を取り入れ、環境貢献を意識した新規製品群の創出を行っています。
また、オープンイノベーションを幅広く実施し、他社技術との融合による事業ポートフォリオの変革を目指しています。

研究推進部

研究推進部は3つの機能で構成されており、技術研究所の諸活動が円滑・効果的に行われるよう、研究活動をサポートしています。

研究戦略:技術研究所の研究テーマ管理、研究の成果をビジネスにつなげるための活動をサポートしています。
知的財産:技術研究所から創出された発明や研究成果を知的財産(特許)として守り、維持管理をしています。
研究管理:国内外における化学物質関連法規制の対応、研究設備の維持管理、研究総務などを担当しています。

研究施設

R&Dセンター

研究開発の拠点であるR&Dセンターは2012年8月に竣工し、川崎工場と同じ敷地にあります。
生産設備に隣接していることで、効率の良い研究開発を実現しています。

R&Dセンター

■保有設備

  • 実験室実験室合成実験用の実験台にはフードが付いており、排気設備を設置しています。
  • クリーンルームクリーンルームICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析計)を設置しており、低金属品の研究開発を行います。
  • ドライルームドライルーム電池や電極を作成する設備があり、電池関連の実験を行います。露点温度が-50℃程度となるように管理されています。

■保有分析機器

  • ICP-MSICP-MS
  • におい嗅ぎGC-MSにおい嗅ぎGC-MS
  • NMRNMR
  • LC-QtofLC-Qtof

■保有実験・試作装置

オートクレーブ 耐圧1.0~20MPa、容量0.3~30L
反応・精製器(SUS・グラスライニング) 容量80~100L
バッチ蒸留塔 ボトム容量40、100L
乳化機 容量5、200L

蒸留装置

蒸留装置バッチ蒸留塔(40L)
R&Dセンター内に設置

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